からだの話

録音した自分の声が「別人」に聞こえるのはなぜか——骨を伝わる声の話

スマートフォンで録音した自分の声を再生して、「えっ、これが私の声?」と戸惑った経験はないでしょうか。自分ではもっと低くて落ち着いた声のつもりだったのに、録音だと妙に高くて軽い。しかも不思議なことに、その違和感を覚えるのは自分だけで、まわりの...
モノと道具の話

乾電池の「単3」「単4」、あの「単」は何の意味か

リモコンや時計、おもちゃに入っている「単3形」の乾電池。毎日のように使っているのに、あの「単」が何の略なのかを、すぐに答えられる人は意外と少ないかもしれません。単独の「単」だろうか、単位の「単」だろうか——。じつはここには、電池のしくみと、...
からだの話

満腹でも「別腹」でデザートが入るのは本当か——脳と食欲のしくみ

お腹はもういっぱい——そう思っていたのに、デザートが運ばれてくると不思議と食べられてしまう。「別腹」とはよく言ったものですが、これは食いしん坊の言い訳なのでしょうか。じつはこの現象には、脳と胃のれっきとしたしくみが関わっています。本当に「別...
生きものの話

ハトは歩くとき、なぜ首を前後に振るのか——実は「振っていない」

地面をつつきながら歩くハトが、首を前後にヘコヘコと動かす——どこでも見かける光景です。あの動き、じつは「首を振っている」という言い方そのものが正確ではありません。ハトは首を振っているのではなく、ある目的のために頭を「止めて」います。何のため...
社会と仕組みの話

落とし物を拾ってそのまま使ったら?—拾得物のルール

道で財布を拾い、中をのぞいたら一万円札が数枚。あたりに人影はなく、誰も見ていない——。そんな場面で「もらってしまおうか」という考えがよぎったとして、それを実行すると法律上はどうなるのでしょうか。落とし物を拾ってそのまま自分のものにする行為に...
社会と仕組みの話

隣家から伸びた木の枝、勝手に切っていい?

隣の家の木の枝が自分の庭に張り出してくる——よくある近所トラブルの一つです。邪魔だから切りたいのに、「勝手に切ったらまずいのかな」と手が出せない。じつは2023年4月の民法改正で、越境した枝の切除ルールが大きく変わりました。何が変わり、何が...
社会と仕組みの話

路上ライブ・ビラ配り・街頭募金に許可はいる?——道路使用許可と迷惑防止条例の話

路上ライブ・ビラ配り・街頭募金——どれも街でよく見る光景ですが、必要な手続きはそれぞれ異なります。道路使用許可が必要なのはどれか、許可なしで続けるとどうなるのか。道路交通法と迷惑防止条例の観点から整理します。
社会と仕組みの話

マンションの共用廊下に私物を置くのはアリ?——専有部分・共用部分と避難経路のルール

マンションの玄関を出たすぐの廊下に、自転車やベビーカー、ちょっとした荷物をつい置いてしまう——。自分の部屋のすぐ前だし、少しくらいなら構わないだろう、と思いがちです。ところが、その廊下は「自分の場所」ではないかもしれません。じつは共用廊下へ...
身近な心理と行動の話

ミルグラム実験——人はなぜ「命令」で残酷になれるのか、服従の心理

「上からの命令だった」「ただ指示に従っただけだ」——歴史上の重大な事件で、こうした言葉が語られることがあります。では、ごく普通の人でも、権威ある者の命令があれば本当に残酷な行為に手を染めてしまうのでしょうか。この問いに正面から挑んだのが、心...