法律・許可のはなし

社会と仕組みの話

漫画はなぜ「ネズミーランド」と実名をぼかすのか——訴訟より“揉めない”ための工夫

漫画やアニメで、「ネズミーランド」や「ワックのハンバーガー」といった、どこかで見た名前を少しだけ崩した固有名詞に出会うことがあります。元ネタはすぐに分かるのに、決して同じ綴りにはしない。あの微妙なずらし方には、はっきりした理由があります。意...
社会と仕組みの話

「®」「™」「©」は何が違うのか——似た記号が守る、別々のもの

商品のパッケージやロゴの右上に、小さな丸で囲まれた「®」。ホームページのいちばん下には「©」。どちらも数ミリの似たような記号ですが、守っているものはまるで違います。片方は「名前」を、もう片方は「作品」を指しているのです。さらに「™」まで混ざ...
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「ウォシュレット」も「宅急便」も、特定の会社だけの言葉——身近な登録商標のはなし

「ウォシュレット」も「宅急便」も、私たちがふだん何気なく口にしている言葉です。ところが、このどちらも特定の一社だけが使える「登録商標」だと知ると、少し驚くのではないでしょうか。温水洗浄便座も宅配便も、ほかの会社の製品をその名前で呼んで売るこ...
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その名前、勝手に使ったらアウト?——商標の「セーフ・アウト」

「宅急便で送っておいたよ」。SNSにそう書いたら、商標権の侵害になるのでしょうか。実は、これはセーフです。「宅急便」はヤマト運輸の登録商標ですが、こういう書き方なら問題になりません。では、何がセーフで何がアウトなのか。その線引きをたどると、...
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落とし物を拾ってそのまま使ったら?—拾得物のルール

道で財布を拾い、中をのぞいたら一万円札が数枚。あたりに人影はなく、誰も見ていない——。そんな場面で「もらってしまおうか」という考えがよぎったとして、それを実行すると法律上はどうなるのでしょうか。落とし物を拾ってそのまま自分のものにする行為に...
社会と仕組みの話

隣家から伸びた木の枝、勝手に切っていい?

隣の家の木の枝が自分の庭に張り出してくる——よくある近所トラブルの一つです。邪魔だから切りたいのに、「勝手に切ったらまずいのかな」と手が出せない。じつは2023年4月の民法改正で、越境した枝の切除ルールが大きく変わりました。何が変わり、何が...
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路上ライブ・ビラ配り・街頭募金に許可はいる?——道路使用許可と迷惑防止条例の話

路上ライブ・ビラ配り・街頭募金——どれも街でよく見る光景ですが、必要な手続きはそれぞれ異なります。道路使用許可が必要なのはどれか、許可なしで続けるとどうなるのか。道路交通法と迷惑防止条例の観点から整理します。
社会と仕組みの話

マンションの共用廊下に私物を置くのはアリ?——専有部分・共用部分と避難経路のルール

マンションの玄関を出たすぐの廊下に、自転車やベビーカー、ちょっとした荷物をつい置いてしまう——。自分の部屋のすぐ前だし、少しくらいなら構わないだろう、と思いがちです。ところが、その廊下は「自分の場所」ではないかもしれません。じつは共用廊下へ...
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飲食店の傘立ての傘、間違えて持って行ったら罪になる?——窃盗罪と占有離脱物横領罪の境界

雨上がりの飲食店。傘立てから自分のビニール傘を取ろうとして、よく似た一本をうっかり持って帰ってしまった——。誰にでも起こりそうなこの「傘の取り違え」、じつは一歩まちがえると、れっきとした犯罪になることがあります。「安い傘だから」「うっかりだ...