世界のことわざ、あなたはいくつ知ってる?—文化と表現の違い

世界地図のイラスト 雑学・教養
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「すべての卵を一つのカゴに入れるな」「時間は金なり」。世界には、生活の知恵や教訓を短い言葉に凝縮した「ことわざ」が数えきれないほどあります。面白いのは、テーマが同じでも、国によって全く違う言い回しが使われていることです。

世界各国のことわざを国ごとに見比べると、その国がどんな価値観を大切にし、どんな言い回しを好むのかが見えてきます。この記事では、国別の表で、世界のことわざとその意味をできるだけ多く紹介します。

国によって、ことわざの「表現の特徴」はこんなに違う

まずは、いくつかの国を取り上げて、ことわざにどんな表現の特徴が見られるかを表で見てみましょう。

どんな表現が特徴か
中国自然の積み重ねや時間の長さを例える表現が多い(「千里の道も一歩から」など)
イギリス動物や日常の道具を使い、行動への戒めを伝える表現が多い(「好奇心が猫を殺す」など)
日本短い言葉に、失敗への許容や謙虚さをこめる表現が多い(「猿も木から落ちる」など)
アメリカ時間や効率を、お金や道具に直接結びつける表現が多い(「Time is money」など)
ドイツ行動を繰り返すことや習慣の積み重ねを評価する表現が多い
アフリカ共同体やつながり、自然の中の生き物を人生の教えに例える表現が多い(「村全体が必要」など)
アラブ言葉や対話そのものを大切にする表現が多い
フィンランド過不足のなさやバランスを大切にする表現が多い

そもそも「ことわざ」とは、どんな言葉なのか

経験や教訓を、短い言葉に凝縮したもの

ことわざとは、長い年月をかけて積み重ねられてきた人々の経験や知恵が、短い言葉に凝縮されたものです。たとえば日本の「猿も木から落ちる」は、どんな達人でも失敗することがある、という謙虚さを説く言葉として使われています。

ことわざとは、生活の知恵や教訓を短い言葉で言い表したもののことです。同じような内容でも、国や地域によって全く違う言い回しが使われることがあります。

なぜ国によって内容が変わるのか — 歴史・宗教・気候という背景

国ごとに異なることわざが生まれる背景には、その土地の歴史、宗教、気候、生活習慣といった要素があります。農業が中心の地域では自然や季節をテーマにしたことわざが多く、宗教的な価値観が強い地域では神や運命といった概念がことわざに反映されやすくなります。

「集団主義」と「個人主義」という、もう一つの軸

ことわざの違いを生むもう一つの要因が、社会が「集団」と「個人」のどちらを重視するかという価値観です。日本には「空気を読む」ような調和を重んじることわざが多く、欧米には自分の意見をはっきり示すことを後押しするようなことわざが多く見られます。

世界地図のイラスト

イギリスのことわざ

ビッグベンのイラスト
ことわざ意味
すべての卵を一つのカゴに入れるなリスクを一点に集中させない、分散の大切さ
早起きの鳥は虫を捕まえる早めに行動した者が得をするという意味
好奇心が猫を殺す余計な詮索は身を滅ぼすこともある、という戒め
1日1個のリンゴで医者いらず日々の健康習慣の大切さを表す
見た目で本を判断するな外見だけで物事の価値を決めてはいけないという教え
郷に入っては郷に従え新しい環境では、その土地の習慣に合わせるべきだという意味
行動は言葉よりも雄弁である口で言うよりも、実際の行動の方が説得力を持つ
隣の芝生は青い他人の持ち物や環境は、自分のものより良く見えるという心理
一枚の絵は千の言葉に値する視覚的な情報は、言葉での説明より多くを伝えられる
遅れても、やらないよりはいい多少遅くなっても、行動しないよりは行動した方がよい
卵が生まれる前からヒナの数を数えるな結果が出る前に、うまくいくと決めつけてはいけない
コックが多すぎるとスープが台無しになる関わる人が多すぎると、物事がうまくまとまらない

イギリスのことわざは、動物や日常の道具を使いながら、行動への戒めや習慣の大切さを伝える表現が目立ちます。

ドイツのことわざ

ノイシュヴァンシュタイン城のイラスト
ことわざ意味
良いことは三度ある失敗してもあきらめず、挑戦を続ける価値観
朝の時間は金を含む早起きと生産性の高さを結びつける表現
練習が名人を作る練習の積み重ねが熟達を生むという教え
リンゴは木から遠くに落ちない子は親に似るものだという意味
何事も始めは難しい新しいことに取り組むときの最初の苦労は当然だという教え
最後に笑う者が最もよく笑う途中で優劣がついても、最終的な結果が一番大切だという意味
話すことは銀、沈黙は金余計なことを話すより、黙っている方が価値を持つ場合があるという教え
急ぐときほど、ゆっくり進めあせると失敗しやすいので、落ち着いて行動すべきだという意味
嘘の足は短い嘘はすぐに見抜かれてしまうという戒め
空腹は最高の料理人お腹が空いているときは、どんな料理でもおいしく感じるという意味

ドイツのことわざは、行動を繰り返すことや習慣の積み重ねを評価する表現が多く見られます。

日本のことわざ

富士山のイラスト
ことわざ意味
石の上にも三年辛抱強く続ければ、いつか成果が出るという教え
猿も木から落ちる達人でも失敗することがあるという謙虚さ
二兎を追う者は一兎をも得ずあれもこれもと欲張ると、結局どちらも失う
七転び八起き何度失敗しても、立ち直って挑戦し続けることの大切さ
蛙の子は蛙子は親に似るものだという意味
早起きは三文の徳早起きをすると、ちょっとした良いことがあるという教え
出る杭は打たれる目立つ人や優れた人は、周囲から妨害されやすいという意味
木を見て森を見ず細部にとらわれて、全体を見失ってしまうこと
笑う門には福来るいつも笑っている家庭には、自然と幸福が訪れるという意味
案ずるより産むが易しあれこれ心配するより、実際にやってみる方が簡単だという教え
終わり良ければすべて良し結果が良ければ、それまでの過程の苦労は問題にならないという意味

日本のことわざは、短い言葉に忍耐や謙虚さといった心構えをこめる表現が多く見られます。

中国のことわざ

万里の長城のイラスト
ことわざ意味
千里の道も一歩からどんな大きなことも、小さな第一歩から始まる
魚を与えるより、魚の釣り方を教えよ自立を促す教育観を表す言葉
百聞は一見に如かず何度聞くより、一度実際に見る方がよく分かるという意味
一寸の光陰軽んずべからずわずかな時間も、大切に使うべきだという教え
良薬は口に苦し良い忠告ほど、聞くのが辛いものだという意味
失敗は成功の母失敗から学ぶことで、成功に近づくという考え方
鈍い鳥は先に飛ぶ才能がない者ほど、人より早く準備を始めるべきだという教え
三度考えてから行動せよ行動する前に、慎重に考えることの大切さ
塞翁が馬人生の幸不幸は、簡単には予測できないという意味
急がなくても、止まらないことが大切遅くても、進み続けることが何より大切だという教え

中国のことわざは、自然の積み重ねや時間の長さに例えながら、自立を促す表現が多く見られます。

アメリカのことわざ

自由の女神像のイラスト
ことわざ意味
Time is money(時間は金なり)時間をお金と同じ価値あるものと捉える考え方
軋む車輪に油がさされる声を上げる者ほど優遇されやすいという意味
壊れていないなら、直すなうまくいっているものを、わざわざ変える必要はないという考え方
無料の昼食というものはない何かを得るには、必ず対価が必要だという考え方
やるなら大きく、やらないなら帰れ中途半端に取り組むより、思い切って挑戦すべきだという考え方
お客様は常に正しい商売において、顧客の意見を尊重すべきだという考え方
ケーキを食べながら、それを持っておくことはできない両方の利益を同時に得ることはできないという意味
状況が厳しくなるほど、強い者はより力を発揮する困難な状況になるほど、努力する人が動き出すという考え方
節約した1ペニーは、稼いだ1ペニーと同じ節約することは、お金を稼ぐことと同じ価値があるという考え方
餌を与えてくれる手を噛むな自分を助けてくれる相手に、害を与えてはいけないという戒め

アメリカのことわざは、時間や主張をお金や道具に直接結びつけ、行動の結果をはっきり示す表現が多く見られます。

フランスのことわざ

エッフェル塔のイラスト
ことわざ意味
少しずつ、小鳥は巣を作る物事は一歩ずつ積み重ねて達成される
生きていればそのうち分かる未来は予測できないという含みのある表現
雨の後には、晴れがやってくるつらいことの後には、良いことがやってくるという意味
服装だけでは、修道士とは分からない見た目だけでは、人や物事の本質は分からないという教え
何のリスクも取らない者は、何も得られない挑戦しなければ、得られるものもないという意味
誰もが自分の鐘楼から正午を見る人はそれぞれ、自分の立場からしか物事を見られないという意味
壁に耳あり秘密の話は、どこかで漏れてしまうものだという戒め
熊を倒す前に、その毛皮を売るな確実になっていないことを、先取りして喜んではいけないという戒め
パリは一日でできたのではない大きなことは、一日では成し遂げられないという意味
この父にして、この子あり子は親に似るものだという意味

フランスのことわざは、小さな積み重ねや未来の不確かさを、日常の風景に例える表現が多く見られます。

イタリアのことわざ

コロッセオのイラスト
ことわざ意味
眠っている者は魚を捕まえられないチャンスは行動した人にだけ訪れる
言うこととやることの間には海がある口で言うほど実行は簡単ではない
もらった馬の口の中は見ない贈り物に対して、あれこれ文句を言うものではないという教え
ゆっくり行く者は、健やかに遠くまで行けるあせらず進む方が、結局は長く続けられるという意味
悪いことばかりが起こるわけではない不運の中にも、何か良い面が見つかることがあるという意味
約束は借金のようなもの一度した約束は、必ず守るべきだという教え
探す者は見つける行動して探し続ける人ほど、欲しいものに出会えるという意味
狼は毛を失っても、習慣は失わない見た目が変わっても、人の本質はなかなか変わらないという意味
すべての道はローマに通じる目的に至る道は一つではないという意味
理解力のある人には、少ない言葉で十分分かる人には、多くを説明しなくても伝わるという意味

イタリアのことわざは、行動と言葉のギャップを、海や仕事といった具体的なイメージで描く表現が多く見られます。

韓国のことわざ

チマチョゴリを着た女性のイラスト
ことわざ意味
虎の穴に入らなければ、虎は捕まえられないリスクを取らなければ成功はないという教え
行く言葉が綺麗なら、来る言葉も綺麗だ相手への敬意が、やがて自分に返ってくる
塵を集めれば泰山となるこつこつと続ける地道な努力の大切さを表す言葉
白紙一枚も、一緒に持てば軽くなる簡単なことでも、協力すればもっと楽になるという意味
足のない言葉が、千里を行く噂話はあっという間に広がってしまうという戒め
始まりが半分始めること自体が、物事の半分を終えたのと同じくらい重要だという意味
雨が降った後は、地面が固まる困難を経験した後は、以前よりも強くなるという意味
上の水が清ければ、下の水も清い上の立場の人が正しく行動すれば、下の人々も自然とそれに従うという意味
言葉一つで、千両の借金も返せる言葉の使い方次第で、大きな問題も解決できるという意味

韓国のことわざは、行動の結果や人間関係の相互性を、対になる言葉で示す表現が多く見られます。

スペインのことわざ

フラメンコダンサーのイラスト
ことわざ意味
今日できることを明日に延ばすな先延ばしの悪習を戒める教訓
手の中の一羽は、飛んでいる百羽に勝る確実なものを大切にせよという意味
早起きする者を、神は助ける早起きをして行動する人には、良いことが訪れるという意味
誰と一緒にいるか言えば、あなたが誰か分かる付き合う相手によって、その人の人柄が表れるという意味
泣かない子は、乳をもらえない必要なことは、はっきり主張しなければ得られないという意味
カラスを育てると、目をくじかれる恩を忘れて害をなす者がいる、という戒め
良いことのない悪いことはない悪いことの中にも、何か良い面が見つかるという意味
似た者同士の羊が、一緒になる似た者同士が、自然と一緒になるものだという意味
閉じた口には、ハエは入らない余計なことを言わなければ、問題は起きないという意味
治療よりも、予防の方が価値がある問題が起きる前に防ぐことの大切さを表す言葉

スペインのことわざは、確実さと先延ばしを対比させ、行動を後押しする表現が多く見られます。

アフリカのことわざ

ライオンのイラスト
ことわざ意味
子どもを育てるには村全体が必要コミュニティ全体で支え合う精神を表す言葉
知恵はバオバブの木のようなもの、一人では抱えきれない集団の知恵を尊ぶ考え方
速く行きたいなら一人で、遠くへ行きたいなら一緒に大きな目標を達成するには、仲間との協力が欠かせないという意味
象たちが戦うとき、苦しむのは草である力のある者同士の争いで、最も被害を受けるのは弱い立場の者だという意味
老人が座って見えるものは、若者が立っても見えない長い経験から培われた洞察力は、若さや体力だけでは得られないという意味
象を食べる最良の方法は、一口ずつ大きな課題も、少しずつ着実に取り組めば、必ず終えられるという意味
夜がどれほど長くても、夜明けは必ず来るつらい状況も永遠には続かず、必ず希望の朝が訪れるという意味
水牛に追われて木のてっぺんに登ったなら、景色を楽しめ追い込まれた状況でも、それを楽しむ余裕があれば乗り越えられるという意味
ライオンの住処に子羊を見たら、子羊の方を恐れよ見た目だけでは判断できない危険があるため、常に警戒すべきという教え
一生を羊で過ごすより、一日をライオンとして生きる方がよい弱く安全に生きるより、短くても力強く生きる方が価値があるという考え方

アフリカのことわざは、共同体やつながりの大きさ、そして自然の中の生き物を、人生の教えに例える表現が多く見られます。

アラブのことわざ

ラクダのイラスト
ことわざ意味
言葉は半分話す者のもの、半分は聞く者のもの対話における責任の共有を説く表現
健康があれば希望があり、希望があればすべてがある生きる上での基盤として健康を位置づける
忍耐は幸福の鍵忍耐を持って行動を続けることが、成功につながるという意味
約束は雲、実行は雨約束は、実際に果たされてこそ意味があるという意味
行為は果実、言葉は葉っぱ言葉よりも、実際の行動や成果の方が重要だという意味
どんなに偉い学者にも、間違いはある専門家であっても、間違いを犯すことはあるという意味
何もしたくない者は、言い訳を見つけるやる気のない人は、行動しない理由を探すものだという意味
沈黙する者は、安全である何でも話してしまうことを戒め、発言を控える大切さを説く言葉
鳥たちは、同じ姿の仲間のもとに降り立つ似た者同士が、自然と集まるという意味

アラブのことわざは、言葉や健康といった抽象的な概念を、順序立てて言い切る表現が多く見られます。

インドのことわざ

タージマハルのイラスト
ことわざ意味
水滴が岩をも穿つ小さな努力でも続ければ、大きな成果につながる
客人は神様もてなしの精神を表す言葉
蒔いた種のように刈り取る良い種を蒔けば良い結果が、悪い種を蒔けば悪い結果が待っているという教え
行為に権利あり、結果にはなし行為そのものはコントロールできるが、結果に執着せず努力に集中すべきという考え方
鳥が畑をついばんだ後で、悔やんでも仕方がない手遅れになる前に対策を講じるべきだという教訓
非暴力は最大の義務生きとし生けるものを傷つけないことが、人間の最高の義務だという考え方
一滴一滴で、海は満ちる小さな努力の積み重ねが、大きな結果を生むという意味
半分の水の水瓶は、うるさい中途半端な知識を持つ者ほど、自分をひけらかすという戒め
盲人の中では、片目の者が王様レベルの低い環境では、少しの才能でも優位に立てるという意味
マンゴーも食べられて、種の値段もつく一つのことから、二重の利益を得るという意味

インドのことわざは、自然現象や人をもてなす精神を、強い言い切りで表現することが多く見られます。

ロシアのことわざ

マトリョーシカのイラスト
ことわざ意味
繰り返しは学びの母復習と継続の大切さを表す教育的な格言
100ルーブルを持つより、100人の友人を持つ方がよいお金は使えばなくなるが、友人は一生の財産になるという考え方
心が心へ知らせを伝える親しい間柄では、心が通じ合っているということを表す言葉
隼は、飛び方を見ればわかる人柄は、実際の行動を見ればわかるという意味
人生百年、学びも百年人は一生涯、学び続けるべきだという生涯学習の精神
蒔かぬ種は生えぬ良い種を蒔けば良い実りが、悪い種を蒔けば悪い結果が待っているという意味
神に頼っても、自分でも油断するな神様に祈るのは良いが、自分自身でできる努力を怠るなという教え
恐怖は、目を大きくする怖がっているときは、物事が実際以上に恐ろしく見えるという意味
仕事は狼ではない、森へ逃げたりしない仕事は逃げないのだから、そんなに焦らなくてもいいという意味
労なくして、池の魚も取れぬ小さな成果であっても、相応の努力なしには手に入らないという意味

ロシアのことわざは、学びや教育を、家族関係の比喩で表す表現が見られます。

トルコのことわざ

気球のイラスト
ことわざ意味
間違った道をどれだけ進んでも、戻ることが賢明軌道修正する勇気を説く言葉
一杯のコーヒーには、40年分の恩義がある小さなもてなしであっても、その恩義は一生忘れないという意味
家を買うのではなく、隣人を買え住まいそのものより、どんな隣人がいるかが大切だという意味
優しい言葉は、蛇さえも穴から誘い出す強い態度より、優しい言葉の方が人を動かすという意味
滴が滴り続ければ、湖になる小さな積み重ねが、やがて大きな成果になるという意味
木は若いうちに矯正する教育やしつけは、子どものうちに行うのが最良だという教え
働き続ける鉄は輝く常に活動している人は、能力が衰えず輝き続けるという意味
失敗しない人間はいないどんな人でも、失敗することがあるという意味

トルコのことわざは、行動の軌道修正を後押しする、率直な言い回しが見られます。

ポーランドのことわざ

民族衣装を着たポーランドの女性のイラスト
ことわざ意味
それは私のサーカスじゃないし、私の猿でもない他人の問題には深入りしないという態度
目の見えない鶏にも、穀粒は見つかる期待していないときに、幸運が訪れることがあるという意味
滴は岩を穿つ小さなことでも、続けていれば成果が現れるという意味
鍛冶屋が罪を犯しても、よそ者が吊られる本当の罪人ではない者が、責任を負わされることがあるという意味
日没前に、その日を褒めるな結果が出る前に、安心してはいけないという教訓
手の中のスズメは、屋根の上のハトに勝る確実なものを選ぶべきだという意味
コックが6人もいると、食べるものがなくなる関わる人が多すぎると、物事がうまくいかないという意味
静かな水ほど、岸を削る見た目は穏やかでも、内に強い力を秘めているという意味
棘のないバラはない良いことには、必ず何か困難が伴うという意味
自分で整えた寝床で、自分が眠る自分のしたことの結果は、自分で受けることになるという意味

ポーランドのことわざは、個人と他人の問題の境界を、ユーモラスな比喩で示す表現が見られます。

フィンランドのことわざ

トントゥのイラスト
ことわざ意味
幸せは多すぎと少なすぎの間にある中庸を重んじる北欧的な価値観
置いていくものは、再び前に現れる解決していない問題は、いつか振り返ってくるという意味
多くのケーキは、見た目が綺麗だ表面が美しくても、中身は異なる可能性があるという意味
犬は、毛を見て判断してはいけない外見だけで、人や物を判断してはいけないという教え
モミに伸びようとする者は、ビャクシンに落ちる大きすぎる目標を追うと、失敗してしまうという意味
聞く者は、迷子にならないわからないことは、遠慮なく質問すべきだという教え
歌ってくるものは、口笛を吹いて去っていく簡単に得たものは、簡単に失われるという意味
夕方より、朝の方が頭がいい疲れた夜より、よく寝た朝の方が良い判断ができるという意味
人に穴を掘ろうとする者は、自分でその穴に落ちる他者に悪いことをすれば、自分に返ってくるという意味
枝の山にも、太陽の光は当たるどん底にいても、希望はあるという意味

フィンランドのことわざは、過不足のなさやバランスを重んじる、静かな言い回しが見られます。

ことわざは、その国の歴史や気候、人とのつながり方まで映し出す「小さな鏡」のようなものです。同じ「努力」や「時間」というテーマでも、国によって全く違う言葉で語られているのを知ると、ことわざという存在そのものが少し違って見えてくるかもしれません。