社会と仕組みの話

社会と仕組みの話

雪国の信号機はなぜ「縦型」なのか——雪が乗る「棚」を減らすかたち

雪の多い地域の信号機が縦に並んでいるのは、雪の乗る面積をできるだけ小さくするためです。横に長い信号機は、上面が三つ分ならんだ「棚」のようなもの。そこに雪が積もれば灯りは隠れ、重みは支柱まで届きます。ただし、話は「縦にすれば解決」で終わりませ...
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切手のふちがギザギザなのはなぜか——「目打ち」のしくみ

切手のふちのギザギザは、デザインではありません。あれは「穴を開けた跡」です。もともと切手はシートで印刷されていて、1枚ずつちぎり取るために、あらかじめ小さな穴が並べて開けられています。その穴の列が目打(めうち)です。答えとしては、これでほぼ...
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漫画はなぜ「ネズミーランド」と実名をぼかすのか——訴訟より“揉めない”ための工夫

漫画やアニメで、「ネズミーランド」や「ワックのハンバーガー」といった、どこかで見た名前を少しだけ崩した固有名詞に出会うことがあります。元ネタはすぐに分かるのに、決して同じ綴りにはしない。あの微妙なずらし方には、はっきりした理由があります。意...
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「®」「™」「©」は何が違うのか——似た記号が守る、別々のもの

商品のパッケージやロゴの右上に、小さな丸で囲まれた「®」。ホームページのいちばん下には「©」。どちらも数ミリの似たような記号ですが、守っているものはまるで違います。片方は「名前」を、もう片方は「作品」を指しているのです。さらに「™」まで混ざ...
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「ウォシュレット」も「宅急便」も、特定の会社だけの言葉——身近な登録商標のはなし

「ウォシュレット」も「宅急便」も、私たちがふだん何気なく口にしている言葉です。ところが、このどちらも特定の一社だけが使える「登録商標」だと知ると、少し驚くのではないでしょうか。温水洗浄便座も宅配便も、ほかの会社の製品をその名前で呼んで売るこ...
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その名前、勝手に使ったらアウト?——商標の「セーフ・アウト」

「宅急便で送っておいたよ」。SNSにそう書いたら、商標権の侵害になるのでしょうか。実は、これはセーフです。「宅急便」はヤマト運輸の登録商標ですが、こういう書き方なら問題になりません。では、何がセーフで何がアウトなのか。その線引きをたどると、...
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なぜ学校や会社は4月に始まるのか——「年度」が4月になったわけ

入学も入社も、新年度は4月から。桜の季節に何かが始まるのは、日本ではごく当たり前の光景です。ところが、この「4月始まり」は、世界では少数派なのです。多くの国では、学校も会計も9月ごろに始まります。では、なぜ日本だけ4月なのでしょうか。その答...
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台風に名前をつけるのはなぜか——アジア14の国と地域が持ち寄る名前リスト

「台風19号」と番号で呼ばれる一方、ニュースの片隅に「アジア名 ○○」と別の呼び名が添えられているのを見たことはないでしょうか。じつはこの名前、日本を含む14の国と地域が相談して、あらかじめ140個も用意してあるものです。しかも日本が担当す...
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信書とは何か——手紙をメール便で送れない理由

大事な手紙を宅配便やメール便で送ろうとして、「手紙は送れません」と断られた。そんな経験はないでしょうか。荷物なら何でも運んでくれそうなのに、なぜ手紙だけはだめなのか。不思議に思えます。そのカギをにぎるのが、「信書(しんしょ)」という耳慣れな...