雑学・教養

日本の地理と自然

川はなぜ曲がりくねって流れるのか——蛇行のしくみと三日月湖

地図で川をたどると、まっすぐな線はほとんどありません。たいていは、うねうねと左右に曲がりくねっています。この曲がりくねりには、ちゃんと名前があります。「蛇行(だこう)」です。おもしろいのは、川はいちど曲がると、その曲がりを自分でどんどん大き...
社会と仕組みの話

なぜ学校や会社は4月に始まるのか——「年度」が4月になったわけ

入学も入社も、新年度は4月から。桜の季節に何かが始まるのは、日本ではごく当たり前の光景です。ところが、この「4月始まり」は、世界では少数派なのです。多くの国では、学校も会計も9月ごろに始まります。では、なぜ日本だけ4月なのでしょうか。その答...
生きものの話

フラミンゴはなぜピンク色なのか——生まれたときは灰色だった

フラミンゴといえば、あざやかなピンク色。ところが、あの色は生まれつきのものではありません。産まれたてのヒナは、灰色をしています。では、あのピンクはどこから来るのでしょうか。答えは「食べたもの」にあります。フラミンゴの体は、毎日の餌の色に、少...
身近な科学の話

虹はなぜ7色なのか——国が変われば色の数も変わる

「虹は何色?」と聞かれたら、日本ではまず「7色」と答えが返ってきます。赤・橙・黄・緑・青・藍・紫。子どものころから、そう教わってきました。ところが、この「7色」は世界共通ではありません。国や文化によって、虹は6色にも4色にも、ときに3色にも...
歴史と変遷の話

正座はいつから「正しい座り方」になったのか——昔の日本人は正座していなかった

畳の上できちんと膝をそろえる正座は、いかにも「日本古来の伝統」に見えます。ところが歴史をたどると、その姿は意外なほど新しいものでした。昔の日本人は、正座などしていなかったのです。浮世絵に描かれた人々の多くはあぐらをかき、女性は立て膝で座って...
からだの話

しゃっくりはなぜ出るのか——止まらない仕組みと、進化が残した「名残」

しゃっくりの正体は、胸とお腹を仕切る横隔膜(おうかくまく)という筋肉が、自分の意思とは関係なく勝手にけいれんする現象です。ふだんは静かに呼吸を助けているこの筋肉が、突然ピクッと暴れ出す。それがあの「ヒック」の始まりです。ところが不思議なこと...
生きものの話

川にもクラゲがいる——幻の「マミズクラゲ」

クラゲといえば海の生き物、というのが常識です。ところが、日本の池や沼にも、ひっそりと現れるクラゲがいます。ときには学校の井戸で見つかることさえあるのです。その名も「マミズクラゲ」。傘の直径はわずか2〜3センチメートルで、透きとおった小さな体...
世界の文化雑学

そっくりな国旗があるのはなぜか——モナコとインドネシアはほぼ同じ

モナコの国旗とインドネシアの国旗は、上が赤・下が白の二色旗で、デザインがほぼ同じです。違いは縦横の比率だけ。国際会議のように比率をそろえて掲げる場では、事実上見分けがつきません。世界にはこうした「そっくり国旗」のペアがいくつもあり、なかには...
身近な心理と行動の話

行列ができていると並びたくなるのはなぜか——「みんなが選ぶ」の心理

とくに用事がないのに、店の前にできた行列を見ると、つい「何だろう」と気になってしまう。並ぶつもりがなかったのに、気づけば最後尾についていた——そんな経験は誰にでもあるはずです。じつはこれ、意志が弱いからではありません。「みんなが選んでいるも...