社会と仕組みの話

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「定礎」とは何か——板の裏の箱を開けるのは建物を壊す日

建物の入り口のわきにある「定礎(ていそ)」の板。その裏には、金属の箱が埋め込まれていることがあります。中身は建物の図面・その日の新聞・当時の貨幣・工事に関わった人たちの名簿。そして箱を開ける日は、建てた時点ですでに決まっています。建物が壊さ...
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番地はどう決まるのか——家を探すために作られた番号ではない

同じ町内に、同じ番地の家が二軒ある。住所の書き間違いではありません。番地はもともと家に振られた番号ではなく、土地に振られた番号だからです。いまの日本の住所には、明治から続く「地番」の系統と、昭和37年に始まった「住居表示」の系統が並んで走っ...
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うるう年はなぜ4年に1度なのか——400年に3回は来ない

「4年に1度」という覚え方は、ほとんどの年で当たります。外れるのは400年のうち3回だけです。地球が太陽のまわりを一周するのにかかる時間は、約365.2422日。1年を365日と数えると毎年6時間近くが余ります。その余りを4年ためて1日にす...
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消臭剤と芳香剤は何が違うのか——香りを足すのは四つのうち一つ

消臭剤と芳香剤の違いは、パッケージの片隅にある「品名」の欄で見分けられます。ここに入る言葉は四つあり、香りを足す仕事をしているのは、そのうち「芳香剤」だけです。四つを決めているのは法律ではありません。メーカーが集まってつくった業界の自主基準...
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年賀状はなぜ元日に届くのか——年末に預かって止めている

元日の朝に届く年賀状は、たいてい十二月のうちに出されたものです。ポストに入れてから元日まで、はがきは郵便局に預かられたまま止まっています。郵便は一日でも早く届けるための仕組みです。その中で年賀状だけが、わざと止めて、決まった日にそろえて配ら...
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世界の首都はどうやって決まるのか、首都が3つある国とは?

オーストラリアの憲法には、首都をどこに置くかではなく、どこに置いてはいけないかが書かれています。ニューサウスウェールズ州の中であること。そしてシドニーから100マイル(約160キロ)以上離れていること。この条件を満たす牧草地の一角に、あとか...
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カナダとアメリカの国境はなぜ一直線なのか、地面ではどうなっている?

北アメリカ大陸を横切るカナダとアメリカの国境は、約2,030キロにわたって北緯49度をなぞる一本の直線です。ところが地面に立っている標石をたどると、線は本当の北緯49度から南へ北へと小刻みに外れていきます。そのずれは最大で810メートル。1...
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道路の白いひし形マークは何の印か、法令上の名前と意味

道路に白く描かれた大きなひし形は、「この先に横断歩道か自転車横断帯があります」という予告です。運転免許を持つ人なら一度は習っているはずの標示ですが、意味を答えられない人のほうが多いという調査結果が、いくつもの県で報告されました。広く語られて...
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横断歩道の白線の幅とすきまは決まっているのか

横断歩道の白線は、線の幅も、線と線のすきまも45センチで揃っています。塗ってある部分と塗っていない部分が同じ寸法なので、あの縞は等間隔に見えるわけです。自動車安全運転センターが2023年度に行った実験では、参加者の3割近くが「白線と間隔が同...