からだと健康の科学

からだの話

金縛りはなぜ起きるのか、脳だけ目覚めて体は眠っている数分間

金縛りの最中、体は眠っていて、脳だけが目を覚ましています。まぶたは開き、部屋の様子も見えている。それでも腕は上がらず、声も出ません。この数分間に起きているのは、レム睡眠のあいだ全身にかかっているブレーキが、意識だけ戻ったあとも外れずに残って...
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「男女で脳が違う」は本当か、研究はどこまで言えるのか

男性の脳と女性の脳は、平均するとたしかに大きさが違います。男性のほうが1割ほど大きい。けれども、そこから先の「だから考え方が違う」という説明は、この40年の研究でほとんど支持されなくなりました。脳梁(のうりょう)が太いから女性は察しがいい。...
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インフルエンザと風邪は何が違うのか、「風邪」は何の病気の名前?

「風邪」と「インフルエンザ」を並べて比べようとすると、入口で小さくつまずきます。インフルエンザは原因ウイルスの名前がそのまま病名になっているのに、風邪のほうは特定の病気を指す名前ではないからです。風邪は、鼻やのどに起きた急性の炎症をひとまと...
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冷や汗はなぜ出るのか、夏の汗と同じなのに冷たく感じるわけ

「冷や汗」と言いますが、出てきた汗そのものが冷たいわけではありません。汗は体の中でつくられて出てくるものなので、温度はおおむね体温なみ。出どころの汗腺も、夏の日に流れるあの汗と同じ種類です。冷たいのは、汗ではなく汗をかいた皮膚のほうでした。...
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いびきはなぜ自分では聞こえないのか、耳は聞いていて脳が知らせない

隣で寝ている人には一晩じゅう聞こえていた音が、出している本人にはひとつも届いていません。これほど聞き手と出し手で受け取り方の食い違う音も、そうはありません。MSDマニュアル家庭版も「いびきをかく人は、誰かに教えられない限り、自分で気づくこと...
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自分の家の匂いになぜ自分だけ気づかないのか、確かめる方法はある?

よその家に上がった瞬間、その家だけの匂いを感じることがあります。自分の家で同じことが起きるかというと、まず起きません。体臭も香水も同じで、他人のものには気づくのに自分のものはつかみにくい。鼻が鈍いわけでも、匂いが消えたわけでもありません。嗅...
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ほくろはなぜできるのか、シミとの違いは色ではなく細胞だった

ほくろは、日焼けの跡がそのまま濃く残ったシミの一種ではありません。色素をつくる細胞そのものが、皮膚の一か所に集まってできた小さなできものです。シミが「色がついた状態」だとすれば、ほくろは「細胞のかたまり」。この違いが、盛り上がるほくろや、毛...
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鼻をつまみ続けると鼻は高くなるのか——むしろ、年をとると低くなる

「鼻を洗濯バサミではさむと高くなる」「毎日つまんでいれば鼻筋が通る」。子どものころ、そんな話を聞いて試した人は少なくないはずです。けれど大人がいくら鼻をつまんでも、鼻が高くなることはありません。それどころか人の鼻は、年を重ねるほど低くなって...
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へそはなぜ残るのか、切り傷は消えるのにへそだけ一生消えない

おへそは、赤ちゃんのときにお母さんとつながっていた「へその緒」が取れたあとに残る、傷あとです。うっかり作った切り傷やすり傷はやがて消えるのに、へそだけは一生消えません。この一見ふしぎな跡が、なぜ体の真ん中に残り続けるのか。取れてから治るまで...